クリスチャンが悪霊に取り憑かれることはあり得ますか？

映画産業は時に悪魔的なテーマに深入りしたがります。悪霊たちは現実ですが、彼らは邪悪であり、何の注目にも値しません。彼らの目標は、欺きや妨害を通してなるべく多くの人たちを神の国から遠ざけることです。そのために彼らが使う方法は、麻薬、アルコール、依存症（アディクション）、結婚外のセックスや同性間の性関係、怒り、身体的虐待、貪欲、その他の種類の暗闇の業や罪です。もしあなたがイエス・キリストの弟子であるなら、悪霊を恐れるべき理由はまったくありません。

様々な映画が、人々が悪霊たちの支配下に入る様子を描いています。もしあなたが嘘つきについて何か知っていれば分かると思いますが、最も巧みな欺き手は、彼らの嘘を信じやすくするため、その嘘に少しの真理を混ぜます。人々が悪しき諸霊の支配下に自分自身を置くことがあり得るため、「悪魔が私にそれをさせた」という言い方は、部分的には正しいものです。しかし、実際のところ、人は罪を通してそれらの諸霊に自分を開いてしまうのです。

この地上の人間は悪魔でも天使でもありません。人間は、創世記1章27節に書かれているように、神によって神のかたちに創られた霊です。聖書はコリント人への手紙第二5章17節で、イエスを毎日信じ、従う人たちは新しく造られた者だと語っています。この人たちの人間の霊は新しくされています。他方、イエスを信じない人は、新しく変えられておらず、神との関係をまったくもてない状態になっています。もしあなたが神を知らないなら、イエスを信じなければなりません。今日イエスを知ってください。

圧迫か、取り憑きか？

悪霊と人間との間には2つのことが起こり得ます。それは圧迫、または取り憑きです。悪霊たちは、たましいの領域で人を攻撃します。人間がどのような部分から成り立っているかについては、こちらを読んでください。たましいは、思い（知性）と意志と感情です。悪霊たちは人間を圧迫しようとしています。彼らは人々を憂鬱に陥らせたがっていますが、通常それは人々の思いを攻撃することから始まります。憂鬱の霊たちは、人に、自分は価値がなく、失敗者で、希望がないと信じさせようとすることによって、人の思いを攻撃します。地獄の諸力は、人々をだまし圧迫することを願って、人々を圧迫しようとします。他方、取り憑き（取り憑かれること）は、人が罪を通して自分自身を開き、汚れた霊たちによる、思いへの攻撃に屈するときに起こります。取り憑きは、人が、身体のない霊たちによって、より深く支配されることです。