人々が映画やテレビやインターネットでセックスシーンを見ることを神は気にされませんか?
社会は確かに変わりました。かつて下着だったものが、今は水着と呼ばれています。1900年代初期の女性の水着は肌を覆う部分がもっと多く、肌の露出がもっと少ないものでした。映画でのラブシーンについても同様です。かつては、熱情的に見えるキスさえ上映が許されませんでした。しかし時と共に、映画会社(映画プロデューサーや監督)が基準を押し広げ、もっともっと見せようとしたのです。
ラブシーンは、シンプルなおやすみのキスから、熱情的なキスになり、やがて、カメラはベッドルームへと入って行きました。次いで、俳優や女優は、性交――ある人たちはそれを「メイキングラブ」などと呼びますが――のシーンを演じるようになりました。時と共に、そのようなシーンはさらにエロティックになっていきました。それは、プロデューサー、監督、映画会社が儲けを増やしたいからです。そこにおける線引きが、常に戦いの場となっています。この、セックスの推進の背後には、霊的な力が働いているのです。
私たちがセックスシーンを見ることについて神はどう思われますか?
性的な親密さは、夫婦の間では素晴らしいものです(それについてはこちらをお読みください)。ですが、セックスは私たちが見るべきものでしょうか? 箴言4章20-23節は、私たちの心を見守るよう教えています。なぜなら、人生のすべての事柄は私たちの心から出て来るからです。マタイの福音書5章28節で、主イエス・キリストは、私たちは他人を性的な目で見たり、性的に求めたりしてはならないと教えておられます。もし私たちがそうするなら、それは相手とセックスをしたのと同じだと、イエスは言われるのです。私たちは罪を犯したのだと言われるのです。ダビデは隣人の奥さんが入浴しているのを見ましたが、そこから姦淫に陥りました。ソロモン王は妻や側女を何百人ももっていましたが、それが、彼が神から離れてしまう原因となりました。それで彼は伝道者の書1章に「空の空。すべては空」と書くことになったのです。私たちは決して神を信じない人(ノンクリスチャン)と結婚すべきではありません。
ヨハネの福音書4章16-18節で、イエスは知識のことば(聖霊の賜物についてはこちらをお読みください)によって、次のことを言われました。すなわち、イエスがスカルというサマリアの町の近くの井戸で出会った女性は、多くの男性と性的関係をもっているということを。彼女と初めて会ったにもかかわらずイエスがそれをご存じだったので、彼女は衝撃を受けました。そして自分がしていることを恥じました。
セックスは素晴らしいものです。それは夫婦間の愛を実現する麗しい行為です。しかしそれは、他の人がしているのを私やあなたが見るべきものではありません。もし私たちが見ているものを私たちの前の時代の人たちが見るなら、彼らは衝撃を受けてしまうでしょう。しかし、全能の神は、私たちのどんな親類(つまり神の被造物)よりも聖であられ、清く、恐れ多いお方であることを理解してください。私たちが性的な動画を見て霊的なことに無感覚になることを、神は喜ばれません。敵(悪魔)は、これを通して、本当に大切なものから私たちを遠ざけようと働きかけているのです。神が性的な罪のゆえに一つの都市を滅ぼされたことや、暴虐のゆえに地上のすべての生き物を滅ぼされたことを忘れないでください。今やセックスや暴力はあらゆる映画に出て来るようです。
性的な事柄による妨害
映画の中の性的行為は始まりに過ぎませんでした。それはどんどん官能的になっていきました。そして悪化して続けています。映画プロデューサーたちにはそれ以上壊すべきモラルがなくなったので、今や同性愛行為を上映するようになっています。これはみな、サタンと、人類を攻撃する地獄の勢力によるものです。大量の官能的な事柄で私たちの道をそらし、私たちがもはや霊的な事柄を求めないようにしようとしているのです。
まったき満足
結婚し、性的に満たされた素晴らしい関係をもつことは、偉大なことです。しかし、クリスチャンたちはこの世の(そして地獄の)ゲームから抜け出すべきです。私たちは、ポルノや、ベッドルームで行われるプライベートなことを見ることに、反対しなければなりません。それは滑りやすい坂のようなものなので、自分自身が転げ落ちないようにしなければなりません。ビデオのスイッチを切り、閲覧申し込みをキャンセルし、私たちの心を守るべきです。敵によって道をそらされないようにするためです。
ローマ人への手紙8章14節は、神の御霊に導かれる人たちは神の子どもであると言っています。道をそらされるのを止めて、神の御霊に導かれてください。セックスは素晴らしいものです。しかし、人生の霊的な側面は、それよりももっと多くの満足を与えてくれます。健康な性生活と同時に強い霊をもってください! 神のことばはこのことを完璧にまとめています。
あなたは世も世にあるものも、愛してはいけません。もしだれかが世を愛しているなら、その人のうちに御父の愛はありません。すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢は、御父から出るものではなく、世から出るものだからです。世と、世の欲は過ぎ去ります。しかし、神のみこころを行う者は永遠に生き続けます。
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