結婚生活がうまくいきません。どうすればいいですか?
この記事に辿り着いたあなた。この記事で夫婦の危機を救う答えが見つかるかもしれません。どんな人間関係でも持続させるのは決してたやすいことではありませんが、夫婦の絆を築くのは人生の一大事業。結婚とは、結婚したその日から死を迎えるその日まで、お互いのために尽くすことです。結婚式とはただのイベントではなく、一生続くコミットメントの始まり。子供の「私たちずっと親友だよね」という口約束とは違い、精神的にも肉体的にも、二人が結ばれるのです。聖書にもふたりは「一体になる」(創世記2章24節、マルコ10章8節)とあります。これはセックスという意味です。
なぜ夫婦関係がうまくいかないのか?
結婚生活が行き詰る理由は様々です。まず覚えておかなければいけないのは、女性は概ね感情に支配されており(詳しくはこちら)、男性は目に見えるものに突き動かされているということです。女性が胸を隠し、肌を露出するような服装をしない方がよいのはこのためです。女性が人に見せているものは、他人と共有してもいいと思っているものです。女性に生理があるように、男性にも毎月訪れる性欲のサイクルがあります。
妻が夫に腹を立てているとき、夫を罰するため、夫に復讐するためにセックスを拒否することがあります。すると夫は妻によって満たされる代わりに、妻のせいで欲求不満になります。夫婦のトラブルはコミュニケーションに原因があることは珍しくありません。相手に確認せずに高価な買い物をしたとか、自分よりも相手のことを先に考える思いやりがなかったり、弱かったり。夫婦のトラブルの種は色々ありますが、突き詰めていくとだいたいはコミュニケーション不足や相手への思いやりの欠如があります。
そんなとき、一番手っ取り早い解決策は、キスして仲直りすることです!夫婦の間で何かを根に持ってはいけません。クリスチャンとして私たちは、人を赦すことで、私たちの罪も赦されることを知っているはずです。(赦しについてはこちら)。
浮気をされた場合
付き合っている彼氏や彼女があなた以外の人とセックスをしたら、あなたは傷つくかもしれません。でも、結婚していないのにセックスをすることはそれ自体罪です。あなたがしていることは姦淫であり、神の怒りをかっています。一方、夫婦が婚外でセックスをしたら、浮気相手が既婚者だろうと独身だろうと、それは不貞です。悲しいことに、不貞は聖書で離婚の根拠になるとされています(マタイ9章3~12節、離婚の三つの根拠についてはこちら)。世俗の裁判所でさえ、夫婦の浮気は倫理に反する、罪ある行為として多くの国で認められています(彼らは神さえ知らないのに!)
マラキ書2章16節によれば、神は離婚が大嫌い。離婚が認められているからといって、あなたが離婚すべきかどうかは別問題です。クリスチャンの夫婦にとって最も大切なことは、不貞を犯した側が神と結婚相手の前に悔い改め(ヨハネの手紙第一 1章9節)、その罪を二度と犯さないこと。そして、結婚相手の赦しを請うことです。
もう一度言います。大切なのは、
- 不貞を犯した者が悔い改め、罪から離れること
- 不貞を犯した者が結婚相手と神の赦しを請うこと
です。
結婚生活を救うには
夫婦が末永く幸せに暮らすためにはお互いがゆるし合う気持ちを持ち、過去を水に流すことが大切です。浮気をしてしまった妻、または夫がきちんと謝ったのなら、あなたは相手を赦し、過去から解放してあげなくてはいけません。その後浮気を断ち切っていれば、相手は悔い改めたということですから、あなたがイライラする度にそれを持ち出すのはやめましょう。それで夫婦が先に進めるわけがありません。
信仰を大切にしている、しっかりした教会の牧師にカウンセリングを頼みましょう。大丈夫、結婚生活がうまくいかなくて悩む人は、あなたが初めてではありません。神は離婚が嫌いですから、あなたには結婚生活を守る責任があります。それから、自分にはカウンセリングは不要、過ちを犯した側だけが通えばいいと思うのは間違いです。結婚生活がうまくいかなくなったのは二人に原因があります。カウンセリングは二人で受けましょう。
最後に、結婚の最も大切な礎は、夫と妻それぞれの神との関係です。ふたりが各々、イエスとの関係をしっかり築いていれば、結婚生活がうまくいく確率はぐっと高まります。夫も妻も、神に身を預け、毎週聖霊に満ちた教会に通い、毎日神の御言葉(=聖書)を読み、祈りを通して神との時間を持つべきです。神との関係が強ければ、相手への愛も強まります。希望を捨ててはいけません。きっと神への愛が更に深まるでしょう。