真の聖書の信仰とはどのようなものですか？

信仰という言葉は、信仰の強い信者の仲間の外では、とても誤解されている言葉です。神を信じない人々が、「あなたは何の信仰ですか？」と尋ねて来ることがあります。その質問は、「あなたは宗教を信じていますか？」、そして「あなたの宗教は何ですか？」という意味です。またある人たちは、「信仰の跳躍」について話します。それは盲目的に何かに飛び込むことを意味します。あるクリスチャンたちにとっては、信仰とはここで語られているように、イエス・キリストを自分自身の救い主として受け入れることを意味します。もちろん、それはすべての人がしなければならないことです。しかし、信仰とは盲目的なことではありませんし、宗教的であることでもありません。それでは、神による信仰の定義とは何でしょうか？　聖書で本当に語られている信仰とはどのようなものでしょうか？

ヘブル人への手紙11章1節（口語訳、新共同訳）によると、信仰とは望んでいる事柄を確信することです。信仰を要約する素晴らしい言葉は「期待」です。信仰とは期待することです。信仰は神にとって重要なものです。ヘブル人への手紙11章6節によると、信仰は神にとって非常に重要で、神を喜ばせる唯一の事柄なのです。そこに書かれている通り、神を知りたいと願う人は皆、神がおられることと、神はご自身を熱心に求める人々には報いてくださることとを、信じなければなりません。

信仰とは期待すること

信仰は宗教とは何の関係もありません。信仰とは良いことを期待することです。真の聖書の信仰は、私たちの肉体的・霊的必要のために、聖書に書かれている約束に立つことです。それでは、信仰はどのように働かせれば良いのでしょうか？　信仰は語ることによって働かせるのです。マルコの福音書11章22-25節は、私たちが私たちの「山」に向ってどう語るべきかを教えています。山とは、私たちの道に立ちふさがっている物事を象徴しています。例えば、経済の突破口を必要としているならば、自分の人生に向ってピリピ人への手紙4章19節の御言葉を語りかければ良いのです。その御言葉は、神はご自身の富をもって私たちの必要をすべて満たしてくださると言っています。肉体的な癒しが必要ならば、私たちにはペテロの手紙第一2章24節の御言葉があります。この御言葉は、イエスが私たちの代わりに私たちのすべての罪、病、病気を十字架の上で背負ってくださったと言っています。私たちは、「私は病気だ」と言う代わりに、「病よ、イエスの力ある御名によってお前を叱りつける。出て行け！」と言うべきです。そして、そのことを思い出す度に、「神を賛美します。私は良くなりました」と言うのです。信仰は聞くことから始まります。

あなたは何に向って語っていますか？

多くの人は、病人のために祈る時、「父なる神さま、イエスの御名によってこの病を取り除いてください」と言います。それは正しく聞こえますが、実のところ、このような祈りは、イエスが教えたり、行ったりされたことではありません。ルカの福音書4章39節で、イエスは、熱で苦しんでいたペテロの義理の母のために祈るよう頼まれました。イエスは、「神さま、この熱を取り除いてください」とは言われませんでした。イエスは熱を叱りつけ、熱に出て行くよう命じられたのです。あなたは問題に向かって語ることを学ばなければなりません。あなたの人生に経済的な問題がありますか？　イエスの御名によってそれを叱りつけてください。そして、あなた自身とあなたの家族に祝福が下るよう命じてください。その後、自分の教会に十分の一献金をすることを忘れないでください。だれかに癌がありますか？　その癌に向って、「イエスの御名によってお前を叱りつける。干からびて、なくなれ」と言ってください。アレルギーがありますか？　イエスの御名により、あなたの体に向って、反応するのを止め、アレルギーや病を受け入れるのを止めるよう命じてください。この場合も、これを思い出す度に、自分はイエスの御名によって良くなったと言ってください。思い出す度に言えば良いのです。

筋肉である信仰

信仰は筋肉のようなものです。信仰が強くなるためには、それを使わなければなりません。あなた信仰は、それを祈り求めたからやって来るというものではありません。ローマ人への手紙10章17節によれば、信仰は、聖書を読むことを通して、また人が聖書を教えるのを聞くことを通してやって来ます。あなたが自分の信仰を使えば使うほど、それは大きくなります。次のことを忘れないでください。あなたが期待すればするほど、あなたはより多くを受けるようになります。もしあなたが何も期待しないならば、まさにそれがあなたの受けるものになります。つまり、何も受けないということです。

毎日の信仰

信仰とは、神の期待をあなたの口で語って生きることです。あなたの思いがまだ受け止めていないとしても、あなたがだれかを赦すと言い始める時、あなたは突然、自分が信仰によってその人を赦していることに気づくことになるでしょう。コリント人への手紙第二5章17節で、聖書ははっきりと教えています。イエスに従う人たちは信仰によって歩まなければならないことを。それはつまり、イエスに従う人たちは毎日、信仰の結果について語り、それを体験するはずだということです。

あなたは心の中に、この世による信仰の定義をもっているかもしれません。それを神による定義に変えるべきです。信仰とは期待することです。信仰はあなたが使わなければならない筋肉のようなものです。信仰はあなたが日々それによって生きるべきものです。実際、ヘブル人への手紙10章38節は、義人（イエスの真の信者）は信仰によって生きるものだと言っています。

あなたは敗北に生きていますか？　それとも勝利に生きていますか？　あなたは犠牲者ですか？　それとも勝利者ですか？　あなたの期待をセットし直して、信仰を強くするべきです。今日、信仰によって生きることを始めましょう！

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