通常の信仰と聖霊の賜物の信仰との違いは何ですか？
ヘブル人への手紙11章1節から、信仰とは期待であり、それには内容があることが分かります。マルコの福音書11章22-25節からは、何かのために自分の信仰を働かせたい時は、そのことを口に出す必要があり、疑ってはならないことが分かります。また、ローマ人への手紙10章17節からは、信仰は神の御言葉（聖書）を聞いたり読んだりすることから来ると理解できます。コリント人への手紙第一12章7-11節には、聖霊の賜物と信仰に関することが書かれています。聖霊の賜物はすべての信者のためのものです。異言の賜物は御霊の様々な賜物の入り口であり、すべての信者のためのものです。しかし、「預言」、「癒し」、「霊の見分け」、その他の賜物も存在します。
御霊の賜物と合わさった、この信仰とは何ですか？
コリント人への手紙第一12章9節には、「異言」、「霊の見分け」、「預言」と並んで、「信仰」が聖霊の賜物の1つとして挙げられています。先述のことから、信仰は私たち一人ひとりがもっているべきものであることが分かりますが、それでは、この聖書箇所が語る信仰の賜物とは何でしょうか？
信仰の賜物があなたの人生で働くためには、土台の信仰をもっていなければなりません。信仰の賜物はあなたの内側から出て来るものではありません。もちろん、信者は聖霊による信仰によって生きなければなりません。聖霊は、あなたが自分自身で信じられることを超えた、それ以上のことをするための信仰をあなたに加えてくださいます。その素晴らしい例が、マタイの福音書14章22節にあります。ペテロが水の上を歩いた場面です。ペテロは自分自身ではそうすることはできませんでした。イエス・キリストによる信仰の賜物が、彼がそうすることを助けたのです。私たちがもつあらゆる霊的賜物を私たちに与えてくださるのは、聖霊であられます。
使徒の働き8章4-8節には、信仰の賜物の別の実例が記録されています。ピリポに働いた信仰の賜物です。ピリポは、あるエチオピア人が馬車の中で聖書を読んでいるのを見ました。そして、その人にイエスの福音を伝えなさいと聖霊が自分に語っておられるのを感じ取りました。ピリポは信仰によって踏み出し、そのエチオピア人はイエスを受け入れただけではなく、バプテスマも受けました。神をほめたたえます！
信仰はすべての信者にとって、なくてはならないものです。あなたはあなたの信仰によって生きなければなりません。そうしないと、あなたはあなたの恐れによって死ぬことになります。神は、私たちがいかなることについても不安になったり心配したりすることを願われません。神はあなたが信仰に満たされることを願っておられます。あなたの信仰を強めなければならない時というものがあります。その時こそ、信仰の賜物、あるいは特別な賜物があなたに与えられる時です。
神をほめたたえます！ あなたは水の上を歩く用意ができていますか？
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